京都ロイヤルホテル

〒604-8005 京都市中京区河原町三条上ル
  TEL.(075)223-1234  FAX.(075)223-1702


2001年10月 ●リニューアル記念プラン(シングル朝食付き)

■一休com.のサイトから予約。都ホテルに二泊したあと、蹴上から地下鉄で市役所前へ。地上へ出てみると、三条京阪から歩いた方が近いことがわかる。
 チェックインをしたが部屋へはまだ入れない。ランドリーを預け、コンシェルジェ・デスクへ。時刻表もガイドブックも持参しなかったが、急に平等院鳳凰堂へ行ってみたくなったのだ。拝観時間や料金を調べて、ロードマップをコピーしてくれた。
 ロビーにはたくさんの椅子を配してあり、新聞も置いてある。紙面をざっとみて、いざ出発。国際観光ホテルなのにエントランスがきわめて貧弱である。四条に向かって歩き出せばそのまま行ったであろうが、市役所方へ向かったために、目の前の「京都ホテル」が目にとまる。かつて高層建築に立て直す際に、景観を乱すと仏教界から目の敵にされたホテルではあるが、こちらに泊まればよかったと思う。だがもう遅い。せめてレストランだけでも賞味しようと立ち寄る。

京都ホテル(のちに、京都ホテルオークラ)
 ドアマンはいない。広くはないが重厚な雰囲気のロビーである。フロントクラークは、わたしの姿を見つけても、いらっしゃいませでもなかった。危険人物とはみられなかったと、喜ぶことにしよう。
 2階のコーヒーハウスでブランチを食す。日曜日の昼前で、空いていたが、気流の関係で一時的だが紫煙が流れてきた。市役所前でフリーマーケットでも開かれているらしく、にぎやかな様子が見てとれた。アーケードを一巡りして退館。

■四条のデパチカで夕食を買い込み、人混みをかき分けてホテルまで歩いた。
 ベルマンの案内で部屋へ行く。広さやデザインに問題はないが、浴室は客室との間に段差があり、狭い。改装しても最初の建て方に制約される。民家でもそうだ。

■翌朝は朝食券。最上階の和食堂で和食のバイキング。おひつに入ったご飯とお茶はサーブされる。東山方が望まれ、昨日までとは逆の眺めである。

■請求書を確認してから支払となる。領収書を折りたたんでくれる。
 嵐山電鉄に乗り、比叡山頂を往復して、神戸へと向かう。(2003.08.15記)